走れやすす!銀河英雄伝説~第3話:ヤスティクスオウガ[Yasutics Ogre]思い通りに行かないのが恋愛なんて割り切りたくないから~
走れやすす!銀河英雄伝説~第3話:ヤスティクスオウガ[Yasutics Ogre]思い通りに行かないのが恋愛なんて割り切りたくないから~
走れやすす!銀河英雄伝説~第3話:ヤスティクスオウガ[Yasutics Ogre]思い通りに行かないのが恋愛なんて割り切りたくないから~
あ、どうも!闇の腹心です。


タクティクスオウガのリメイクが決定ッ!


この報告によりオウガバトルファンは歓喜するだろう。ストーリー、音楽、難易度、どれをとっても最高傑作と言っていい作品である。そんな作品のリメイクを期待するなと言うほうが無理である。


最近のCGばかりで内容が薄々のゲームなど投げ捨てろ。我らには、このタクティクスオウガがあるのだッ!!


とりあえず早くアロセールが使いたい。カワイイし強いし最強だろ。時代は弓だよ弓。



先日は第2話をお送りし、前編、後編に分けるつもりでしたが、
切りよくまとまったので2話、3話の形に作り直しました。


それでは3話をお送りする前に前回のあらすじを…



~第2話のあらすじ~


アミーシャまなみの宣誓から3週間…。

その宣誓は全クラスメイトの結束を頑強なものとし、アマゾネス陣営内のラフィーク伊藤の支持を促すには十分な効果があった。その結果、アマゾネス陣営は彼氏持ち、フリーの二つに分裂し、ゴリアテの英雄やすすは選択に追い込まれた。

ゴリアテの英雄やすすはクラス内のシャーマンこころ派の粛正を実行したが、近隣のクラスメイト、「戦隊のタカ」、「夜の子もんじ」らのシャーマンこころ性愛軍に、自分のこころちゃんへの気持ちがバレてしまい、本拠地である我が家に撤退。

勇気のふるわないゴリアテの英雄に対し、シャーマンこころ性愛軍はその勢力を増加させ、現在ではシャーマンこころの気持ちがふくれあがっている。


シャーマンこころちゃん陥落も時間の問題と思えた…。



1話
http://85838.diarynote.jp/?day=20100601

2話
http://85838.diarynote.jp/201007281219428497/








好きな子と同じクラス。それは幸せと言う名のアドバンテージ。みなさんも昔を振り返ると、そんな思い出が蘇るのではないだろうか。


え!?男子校やったからアマゾネスなんていないって?


スマンが全ーーーー然ッ、わからんなぁぁぁぁぁぁぁぁああ。男子校の苦しみなんてわからん。期待させて悪いが、共学やったんでな。


従者やすすも好きな子と同じクラス。しかも、共学限定学園ギャンブル「席替え」が行われると言うではないか。好きな子の隣の席はぜひ手に入れたい。ライバルがいる中で、自分がシャーマンこころちゃんと席が隣ってのはかなり有利な盤面だろう。


シャーマンこころちゃんを好きなのは、自分含めて三人も存在する。ぜひともここらで有利な盤面を作り他の二人を引き離したい。自分以外のヤツは「アタリ」を引くんじゃない、と考えるのはヒトの宿命、恋愛サバイバルでは当然の考え。甘えを捨てろ!


ライバル達はその笑顔の下で、従者やすすがアタリを引かないことを願ってるだろう。戦隊のタカがいくら「どっちが上手くいっても文句なしだぜ」って言おうが、とどのつまり願う、まずは自分のアタリへの引き、自分が引けなかったら次はライバル達がハズレを引くことを。



『だから引け!アタリをッ!!引かなきゃ誰かの養分…』



『自分の手で、栄光を掴めーーーーーーーーーーーーッ!』



「邪念を封じ・・・明鏡止水 精進潔斎 天佑神助 寵愛一身・・・・これこそ勝利への道・・・・!仏の御加護 神仏の念波 我が身に降臨す・・!」



『栄光は…………おまえに……ある……ぞ…
引け……引くんだ…やすす。
オレは………おまえを…見…守って……いるぜ……』



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……



「神よっ・・・・・!オレを祝福しろーーーーーーーーーーーーーッ!!」




……


………





「ひ、引いた!」





「引いたよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


どこまでも盛り上げ上手の従者やすす君。本当にシャーマンこころちゃんの隣の席のチケットをゲット。このまま栄光のゴールインまで突き進むのか?ライバル達を押しのけて自分がこの席をゲットできた瞬間、従者やすすは今までに感じたことのないモノを感じていた。後に彼は闇の腹心にその瞬間感じたモノをこう言っていた…














この僥倖こそ、「運命ッ」!!



1/1生物のくせに偉そうに運命とか言っちゃって。と、読者のみなさんは思うだろう。誰だって思う、俺だって思う。これくらいで運命とか感じてたら世のラブソングの歌詞に、「席替え」って単語が山ほど盛り込まれるわーーーーーーーーーーーーーッ!


しかし、本人にとってはこれだけで運命だと思い込めるのだ。「思い込む」という事は、何よりも「恐ろしい」事だ…………しかも、自分の能力や才能を優れたものと過信している時は、さらに始末が悪い。


従者やすすはここぞとばかりに攻める。メール攻撃、略してメルコである。最初は世間話や次回の飲み会の話題から、だんだんと距離を詰めてご飯への誘いを実行。思い込みから繰り出される行動とは本当に恐ろしく、何故かシャーマンこころちゃんもご飯へ行くことをオッケーしてくれる。従者やすす、2人のライバル達をガッツリ引き離したのではないだろうか。



そして、従者やすすは無事にシャーマンこころちゃんと2人でご飯へ行けました。


めでたし、めでたし…





『完』













って書いてあげたいのに書かせてくれないッ!


従者やすすはどこまでも、いつでも選択を間違えている。


みなさん、落ち着いて読んでほしい。これから書くことは実際に起こったことである。


従者やすすはこころちゃんをご飯へ誘う。それにオッケーしてくれたこころちゃん。あとは日程と場所を決めるだけである。そこで従者やすすはあろうことか、「課題の進行が大幅に遅れているからご飯は1ヶ月後くらいにしよう♪」ってメールしてしまう…自分から誘ったのに忙しいからってご飯は1ヶ月後……



は!?誘ったのは従者やすすでしょ?


1ヶ月後に食事って、お前が行く店はミシュランの三ツ星レストランか!


え!?


今流行りのディナーは完全予約制か?



甘いんだよ、スキだらけなんだよ、だからお前は奪われるんだよ!!


1ヶ月もこころちゃんがフリーなわけない。ライバル達が虎視眈々と狙っているアマゾネスなのだ。ここで一気に畳み掛けないと奪われちまうだ。それが恋愛サバイバル!


しかしこれを私、闇の腹心が電話で言ったときにはすでに時遅し。もう再度誘えるような状態ではなかったらしい。またもや絶望に打ちひしがれる従者やすす、後悔してももう遅い。瞬間、瞬間を大事にしないとな…





やすすちゃん、明日って今さ!!



そしてしばらくたったある日。こころちゃんからのメールの返信は遅くなってきていた。嫌われてはいなさそうだが、好かれてもなさそう。それが従者やすすの今の位置。ここらで何とか距離を詰めないとどうにもならなさそう。クラスでこころちゃんと席は隣だが、2人の距離は隣と言うには遠すぎる距離であった。


そこで飲み会!幹事はもちろん従者やすす。この飲みが風向きを変えてくれればいいのだが、それは従者やすすの行動次第ッ!闇の腹心は期待しながら報告を待つのみである。




報告の日……


『とうおるるるるるるるるるるるるるるる るるるん
とおおるるるるるるるるるるる
とぉるるる…
ぶつッ!!

もしもし、はい闇の腹心です』


「……、従者やすすです…」


『めちゃくちゃテンション低いけど何かやらかした?』


「飲み会で酔って寝てました…」


『は!?』


事の顛末はこうだ。


クラスの飲み会。話の盛り上がりで2つのグループに別れてしまう。恋愛について話しているグループと学校の課題について話しているグループ。シャーマンこころちゃんは恋愛のグループにいるから、従者やすすもそちらの話をしたいが、如何せん恋愛については経験不足。経験不足で上手く話せないのでアルコールに頼ってしまう。結果、酔いが急激に回ってくる。


学校の話のグループ、恋愛の話のグループ。そのどちらの会話にも参加できず1人酒。飲み会でこんな人間がいたら気を使う。従者やすすのそんな姿に気付いたアマゾネスが、「従者君は好きな女子いるの?」と話を振ってくれる。しかし、従者やすすはそれをうっとおしく感じてしまい、そっけなく返事をする。



そんなことをやらかしてしまった従者やすす。けれど、やらかしただけではなくグッドニュースも!飲み会から2次会へ会場を移した際に、こころちゃんが携帯をなくしてしまったのだ。誰も1次会の飲み屋へ連絡しないので、従者やすすが居酒屋へ連絡してあげる。携帯は無事に1次会の飲み屋にあったそうで、こころちゃんも従者やすすに感謝。


この誰もがやらない行動をし、こころちゃんの気持ちは従者やすすに向いたか…シャーマンこころちゃんついに陥落か……



そして後日…


従者やすすにメールが着信する。それはやすすのおかげで見つかった携帯、こころちゃんからのメールである。


「飲み会の幹事お疲れ様、あと携帯の件はありがとう♪」


距離が詰まってきたかッ!従者やすすのテンションは上がる。


「で、ちょっとお願いなんだけど辰巳君のアドレス教えてくれない?」


あれ?これは…どういうことですか??従者やすすのテンションは下がる。


辰巳君。業火の辰巳タンと呼ばれる彼は、エヴァが好きなちょっと適当な男。いや、むしろダメさが目立つ男であった。そんなダメな彼でも学校の課題だけはすごかった。クラスのみんなが認める技術力。私生活がダメでも課題が優秀であれば何の問題もない学校。むしろ課題への技術力のほうが大事かも知れん。


シャーマンこころちゃんは業火の辰巳タンのアドレスを欲している。それは何故か?



そこで問題だ!
シャーマンこころちゃんは業火の辰巳タンのアドレスをどう利用するのか?

3択―ひとつだけ選びなさい

答え①ハンサムやすすのことが好きで、辰巳タンにメールし、やすすの気持ちを聞き出そうとしている

答え②友達としてメールアドレスを知っておきたいから

答え③辰巳タンが好き。現実は非情である。





答え 2
2… 2……




「答えは2だ。こころちゃんは、飲み会で辰巳タンにアドレスを聞けなかっただけだ。そうに決まってる。何かの時に連絡する必要ができてわからないと困るからだよ。」



『やすすさぁ、超ぬるいんですけどぉおおおおおおおお。答えは3に決まってる!こころちゃんは辰巳タンが好きなんだよ。そんな…答え2って。お人よし、まぬけもいいとこ。恋愛サバイバル、男もアマゾネスも自分の気持ちの為になんだってするッ!ところがどっこい・・・・・・・夢じゃありません・・・・・・・・!現実です・・・・・・!これが現実・・!』



「いや、俺は信じる!答えは2だ!!」



『どうぞ・・・・・・・・存分にシャーマンこころちゃんを追い続けてください・・・・・・!我々は・・・・・・・・その姿を心から・・・・応援するものです・・!』



従者やすすは答え2を、闇の腹心は答え3を選択。どちらの答えが正しいか答え合わせだ!恋愛サバイバルの闇を見てきたこの黒い生物である私が、白の生物などに負けるわけがないッ!


その結果が出るのに時間はかからなかった…





























答え3 3ッ! 3ッ!!


従者やすす、戦隊のタカを前に業火の辰巳タンが語ってくれたそうだ。シャーマンこころちゃんは業火の辰巳タンのダメな部分が好きだそうで、こころちゃんから辰巳タンへ告白。辰巳タンは付き合うことを選択。理由はめんどくさいから。よッ!さすがダメ男。理由にもダメっぷりが出てるね!


従者やすす、戦隊のタカ、夜の子もんじ。


シャーマンこころちゃんを好きだった男達。


みーーーーーーーーーんなタフネス1!


業火の辰巳タンに1点ずつ振り分けられて焼かれて死んでしまいました。


これがリアル汚物は消毒だ~~~~~~~~~~~



戦隊のタカなんて、従者やすすの知らないところでこころちゃんと2人で食事に行ったそう。だが決していい時間を過ごした訳ではなく、彼氏がいるのを聞いてなお中止せずに食事に行ったそうだ。これが白い生物か。好きなアマゾネスに彼氏できたら、その子と食事なんて中止だろ!そのお金で俺ならジェイス買うね。もちろん新ジェイスをな。


従者やすすの話もひどくて、こころちゃんはやすすの気持ちがわかっていたらしい。だから、辰巳タンと付き合ったことでやすすに対して気まずい思いをしていた。多分それを解消させる為に業火の辰巳タンに1点振り分けを命じたと俺は思う。


見事3人とも焼かれてしまった。




最近では2人で登校する姿を見せ付けられたり、辰巳タンからこころちゃんとのお泊り話を聞くやすす達であった。


その心情。アイデンティティクライシス


チャンチャン♪















『駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚』











                                           ←To Be Continued 

コメント

ジェニス
2010年8月26日3:30

>ひみつ
これはやすす君にココナッツバックブリーカーをお見舞いするべき。

もうその子と付き合っちゃえば良かったのに。

松尾半
2010年8月26日7:03

声かけてくれた子をご飯に誘っちゃえばいいのに(笑)

丹依悠。
丹依悠。
2010年8月26日8:02

>席替え
アイツもコイツもあの席をただ1つ狙っているんだよ♪ 『学園天国』ですな……

>ひみつ日記
たかだか活字のみで私も大激怒ッ
仮に、その娘が“ただの気遣い”じゃなくて従者やすすに気があるとしよう。
または、それをキッカケに気が芽生えるかも知れない。
で、従者やすすは素っ気ない態度を取られてどう思うか…… あとは、その娘次第。
何とも思わなかったか、または気を害したか。
害したテイで、「心配してあげたのに、従者やすすの態度ったらさー」という
黒ウンパス能力で負の話題を周りにまき散らすか、……は、その娘次第。
逆に、その後のケータイの件で、感謝されずに素っ気なくされたらどう思うよ。
せっかくケータイ見つけたげたのに……って、どう思うよ。

まぁ、キレイ事を言えば、分け隔てなく誰にでも親切で人当たりのいい人間は
誰からも“悪くは思われない”(良く思われるとは限らないので)のだから……
別の言い方をすれば、「外堀が埋まっていれば本丸はほど近い」よね。
人には得手不得手はあるけど、長所が突出してれば(上記のダメ男君のように)
引き手数多にもなるよ。

>もうその子と付き合っちゃえば
>声かけてくれた子をご飯に誘っちゃえば
この一件でその娘の心象が悪くなっていたら、もうそれも叶わないですよね……
そのときだけ頑張ってもダメやね。普段からの自分も磨かないと……


スチャ

Teppei
2010年8月26日8:09

業火の辰巳タン…さすがは神話レア!

マリコルヌ@はーこん
2010年8月26日8:19

なんか、もう、涙が止まらない……(´;ω;`)ブワッ

LED
2010年8月26日14:02

これがレアリティの差というやつなのですね…

うしお
2010年8月26日14:45

インフェルノェ・・・
もう、ゴールしてもいいのよ・・・

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:08

悲しみを背負ったジェニス君
>>こいつはめちゃ許せんよなぁぁぁー
様々な可能性を追うべきなのは確か。

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:11

小淵の錬金術師、松尾半
>>経験少ないから応用が利かないのです。これからに期待。

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:14

丹依悠。さん
>>席替え
おお!有名な曲ありましたね。忘れてた。

お怒り
>本人も反省してるし、これからもっと考えてやっていくそうです。見守りましょう。

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:17

Teppeiさん
>>神話レアってホント恐ろしい。
三人とも見事に消し炭。

これが本当のクロスファイアハリケーンスペシャルッ!

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:21

マリコルヌ@再登録しまんたさん
>>この物語は、1人の青年従者が英雄にのし上がっていく冒険浪漫物語であるッ!
僕も書いてて泣けてきます…

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:23

LEDさん
>>これが性能の差か…早くクラスチェンジして欲しいものです。

マンダム/闇の腹心
2010年8月26日15:25

SHOTAさん
>>業火の中に投げ込まれても、まだまだ続きます。
4話も衝撃が襲う…ノンフィクションってのがまた切ない。

ゆき
ゆき
2010年8月26日16:54

タフネス1で揃えたのには訳があったんですね!
さすがですww

habit
2010年8月26日17:58

マジックにおけるシナジーの例としてよく挙げられるのは
桜族+コマ だけど
やすす+マンダムのシナジーもやばいっすねwwwwwwwwwwwwwwwww

「だからお前はいつまでたってもマンモーニなんだよやすすぅぅぅぅ!!!!」

ファッカー
2010年8月26日21:16

一応元社会人なのにこの行動…

Yuuta01@ゆうたん
2010年8月26日22:45

>ひ
やすす・・・おまえってやつは・・
これはないわw

白キコ@ISSA
2010年8月27日0:13

恋愛ってのはよ、かっこ悪いくらいジタバタすんのがかっこいいんだ。
デートサスペンドは無いけどな!!ジタバタしろよ!

マンダム/闇の腹心
2010年8月27日6:09

ユキさん
>>業火の辰巳タンの為でもありましたが話聞いてると、実際みんなタフネス1しかなさそうなんでw振り回されず強く生きて欲しい。


habitさん
>>1マナ生物(従者やすす)と闇の腹心ですからね、相性バツグンw

こういう話聞いていつも思いますが、恋愛で振り回されるんじゃなく振り回すほうになりたいものです。


テラガイのファッカーさん
>>これが若さか…

マンダム/闇の腹心
2010年8月27日6:12

ゆうたんさん
>>上手く話せなくてすねちゃう気持ちもわからんでもない。
ここからキミの成長が始まる…


なーんてね♪


白キコ@SPEED
>>ジタバタがカッコイイのはできる人の意見なんだ!
俺達はジタバタなどしない、ただ傍観するだけ。そしていつも奪われる…

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