横浜ファイナルズ予選~ドイツ語では戦士、日本語では美少女 構築編~
2009年12月2日 TCG全般 コメント (13)
みなさん乙カレン様です、マンダムです
今日は予告通り横浜ファイナルズ予選レポをお送り
~前日までのあらすじ~
ごく普通のMTGプレイヤー・ドメイン使いはある朝、突然目が覚めるとデッキが解体されていた。覚えのないデッキ解体に愕然とするドメイン使いだが、追い討ちを掛けるようにスタンダードの粘膜貴族から「レインジャーとして戦え」と告げられる。一切事情が分からないまま、戦いに巻き込まれていくドメイン使いの運命やいかに!?
ドメインを使い3-4した私は絶望していた。虚空ボイス(《虚空からの声/Voices from the Void(CON)》)は撃てば勝てる。しかし、撃てない事が多々あったのだ。ハンドにないとかマナが揃わないとかではない。撃ってもしょーがない場の構築をされてしまう。ドメインはそれを許してしまう脆弱な構成であったのだ。
一番弱いと感じたところはやはりマリガンの多さである。ストライクさん、AKKA貴族にも指摘されたが1、2ターン目がほぼ棒立ち状態。ジャンドも同じ棒立ちだがドメインとは重要度が全然違う。
ジャンドのそれは黒、赤、緑の最上級とも言えるスペルを淀みなくプレイする為の土地を置く作業である。しかしドメインは基本地形を置くのみ。これがさらにマリガン率を高めてしまってる。スペルとの色が合わない土地はどうしても来てしまうからである。
これは色を絞るなり、特殊地形を増やすなりしないとなと考えていた。
するとAKKA貴族からアドバイスで虚空ボイスはジャンドに有効ではない、と。
それは何故か?確かにハンドをほぼ全て落とせる虚空ボイス。しかしジャンドはトップが強いデッキである。どうして強いのか?皆さん散々味わってわかっているように個々のカードパワーが異常に高いからである。
トップが強いデッキに対してハンデスは有効ではないッ!さらに今の構成のドメインではハンデス前の序盤も弱い、マリガンも多い(マリガン後、荒廃稲妻喰らうと終わる)。それではデッキは何を使えばいいのか?もちろんジャンドはなしでだ。このこだわりさえなければ簡単な選択になるのだが…
貴族の話を聞いてると「除去を使わせる生物を増やす」これが一番いいとの事。例えば《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》、《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》
で以外だったのは《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》
こいつが想像以上にジャンドにはきついらしい。脈動、終止の確定除去以外では落ちない、でかくなっていくサイズ、3点ルーズさせる能力。
せっかく使うならこのニクシリス様を最大限使う構成で組もう。前に組んだ「やすすボア」
http://85838.diarynote.jp/?day=20091024 そういえばこれは好成績であった。
これをもとに今もっと強いと思える構成にしよう。そこで貴族とストライクさんに勧められたのは…
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》と
《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
『ダブルパンプならぬダブルレインジャー!』
大好きイーオスはわかるが国境地帯か~こいつ大丈夫なの?弱かったらマヌケですよ~
しかし国境地帯は貴族一押し。これは信じてみるか。
ニクシリスとも相性いいし。血編みブロックして倒せるし。
そしてできたデッキがこれである。↓
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
2《硬鎧の群れ/Scute Mob(ZEN)》
4《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
3《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》
3《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
2《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
1《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
1《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge(ARB)》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
4《平地/Plains(ZEN)》
4《森/Forest(ZEN)》
3《沼/Swamp(ZEN)》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》
3《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
サイドボード
3《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》
3《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》
2《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》
2《崇敬の壁/Wall of Reverence(CON)》
1《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
1《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M10)》
1《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge(ARB)》
まずは色マナの安定+序盤の展開を助ける意味で教主。もちろん必ず引きたいから4枚。
アドバンテージを稼いでくれる僕らのすごいやつ、AKKA貴族もめちゃオススメの国境地帯。これは試験的に導入とのことで3枚。同じアドバンテージを稼いでくれる生物としてイーオス。これで持ってくる生物は虫と教主。虫の使い心地は一人回しではわからなかった。それでも他の生物に除去撃たれた後に虫が出てくればやっかいかな?とりあえず虫は2枚。イ-オスは3枚。
前にも書いたが相手のハンドを想像できないので、見ることができる漕ぎ手を採用。好きな生物なので4枚。稲妻を奪って終止を撃たせたりと、こちらの選択の幅が広がり相手の選択の幅を狭めれる。最近は見なくなったがこいつも僕らのすごいやつ。
フェッチが10枚体制なのでガンガン大きくなる聖遺の騎士。もちろん4枚。こいつも序盤から4/4とかになり優秀アタッカー。ニクシリスともシナジーがありデッキの核。
白を使うなら使わない手はない悪斬の天使。これは手持ちが3枚なので3枚。持ってるなら4枚入れるカード。騎士や漕ぎ手で除去が消耗したところに出す悪斬は鬼
ニクシリスは伝説生物なので2枚。各種フェッチ、騎士、国境地帯とシナジーで固めて構成してみたのでこのデッキなら活躍しそう。
除去には流刑と脈動を3枚ずつ。生物が白寄りなのでマラキールで意外と止まる。脈動はマラキール用でもある。同じようにトランプルが付くのでビヒモスの大槌を1枚。ビート同士の殴り合いで引けばかなり有利になるし。
最後に1枚不気味な発見。フェッチ回収しながら落とされた生物回収。荒廃稲妻のハンデスもやわらげてくれる。
最後に重要なパーツであるエルズペス。
騎士やニクシリスに回避能力を与えたり、トークン量産したりとできる
サイドボードは苦手の赤単、上陸を意識。
サイズがでかい生物だらけなので崇敬の壁がでれば安心度はかなり高い。
粛清は赤や黒には問答無用で入るカード。
リリアナはストライクさんオススメなので投入。
あとは丸く審判の日と白対策にマラキールの血魔女。と追加のビヒモスの大槌
このように緑黒白である。
え!?デッキ名はどうした?って。
聞いちゃうんですか?本当にデッキ名知りたい?
どうしても??
デッキ名は……
『やすす・けんぷファー』
やすす・けんぷファーだ…二度と間違えるな!
デッキ名はけんぷ「ファー」というんだ!
けんぷふぁーでも、ケンプファーでもない!
あれだけデッキ名にはけんぷファー関連は付けないと宣言したのに。
恐ろしいぜ、けんぷファーの魅力。俺にここまでさせるとはな…
フゥゥーー……
初めて…………やっちまったァ~~~~~♪
でも想像してたより、なんて事はないな。
そしてオレに向かって「けんぷファーってそんなイイの?」
だなんて言えるヤツは、もう、これで誰ひとりいねーからな…。
←大会編へ続く
今日は予告通り横浜ファイナルズ予選レポをお送り
~前日までのあらすじ~
ごく普通のMTGプレイヤー・ドメイン使いはある朝、突然目が覚めるとデッキが解体されていた。覚えのないデッキ解体に愕然とするドメイン使いだが、追い討ちを掛けるようにスタンダードの粘膜貴族から「レインジャーとして戦え」と告げられる。一切事情が分からないまま、戦いに巻き込まれていくドメイン使いの運命やいかに!?
ドメインを使い3-4した私は絶望していた。虚空ボイス(《虚空からの声/Voices from the Void(CON)》)は撃てば勝てる。しかし、撃てない事が多々あったのだ。ハンドにないとかマナが揃わないとかではない。撃ってもしょーがない場の構築をされてしまう。ドメインはそれを許してしまう脆弱な構成であったのだ。
一番弱いと感じたところはやはりマリガンの多さである。ストライクさん、AKKA貴族にも指摘されたが1、2ターン目がほぼ棒立ち状態。ジャンドも同じ棒立ちだがドメインとは重要度が全然違う。
ジャンドのそれは黒、赤、緑の最上級とも言えるスペルを淀みなくプレイする為の土地を置く作業である。しかしドメインは基本地形を置くのみ。これがさらにマリガン率を高めてしまってる。スペルとの色が合わない土地はどうしても来てしまうからである。
これは色を絞るなり、特殊地形を増やすなりしないとなと考えていた。
するとAKKA貴族からアドバイスで虚空ボイスはジャンドに有効ではない、と。
それは何故か?確かにハンドをほぼ全て落とせる虚空ボイス。しかしジャンドはトップが強いデッキである。どうして強いのか?皆さん散々味わってわかっているように個々のカードパワーが異常に高いからである。
トップが強いデッキに対してハンデスは有効ではないッ!さらに今の構成のドメインではハンデス前の序盤も弱い、マリガンも多い(マリガン後、荒廃稲妻喰らうと終わる)。それではデッキは何を使えばいいのか?もちろんジャンドはなしでだ。このこだわりさえなければ簡単な選択になるのだが…
貴族の話を聞いてると「除去を使わせる生物を増やす」これが一番いいとの事。例えば《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》、《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》、《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》
で以外だったのは《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》
こいつが想像以上にジャンドにはきついらしい。脈動、終止の確定除去以外では落ちない、でかくなっていくサイズ、3点ルーズさせる能力。
せっかく使うならこのニクシリス様を最大限使う構成で組もう。前に組んだ「やすすボア」
http://85838.diarynote.jp/?day=20091024 そういえばこれは好成績であった。
これをもとに今もっと強いと思える構成にしよう。そこで貴族とストライクさんに勧められたのは…
《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》と
《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
『ダブルパンプならぬダブルレインジャー!』
大好きイーオスはわかるが国境地帯か~こいつ大丈夫なの?弱かったらマヌケですよ~
しかし国境地帯は貴族一押し。これは信じてみるか。
ニクシリスとも相性いいし。血編みブロックして倒せるし。
そしてできたデッキがこれである。↓
4《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》
2《硬鎧の群れ/Scute Mob(ZEN)》
4《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》
4《聖遺の騎士/Knight of the Reliquary(CON)》
3《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(M10)》
3《イーオスのレインジャー/Ranger of Eos(ALA)》
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
2《堕ちたる者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Fallen(ZEN)》
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
1《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
3《大渦の脈動/Maelstrom Pulse(ARB)》
1《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge(ARB)》
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
4《平地/Plains(ZEN)》
4《森/Forest(ZEN)》
3《沼/Swamp(ZEN)》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》
4《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》
3《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M10)》
3《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
サイドボード
3《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》
3《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》
2《マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch(ZEN)》
2《崇敬の壁/Wall of Reverence(CON)》
1《不気味な発見/Grim Discovery(ZEN)》
1《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess(M10)》
1《ビヒモスの大槌/Behemoth Sledge(ARB)》
まずは色マナの安定+序盤の展開を助ける意味で教主。もちろん必ず引きたいから4枚。
アドバンテージを稼いでくれる僕らのすごいやつ、AKKA貴族もめちゃオススメの国境地帯。これは試験的に導入とのことで3枚。同じアドバンテージを稼いでくれる生物としてイーオス。これで持ってくる生物は虫と教主。虫の使い心地は一人回しではわからなかった。それでも他の生物に除去撃たれた後に虫が出てくればやっかいかな?とりあえず虫は2枚。イ-オスは3枚。
前にも書いたが相手のハンドを想像できないので、見ることができる漕ぎ手を採用。好きな生物なので4枚。稲妻を奪って終止を撃たせたりと、こちらの選択の幅が広がり相手の選択の幅を狭めれる。最近は見なくなったがこいつも僕らのすごいやつ。
フェッチが10枚体制なのでガンガン大きくなる聖遺の騎士。もちろん4枚。こいつも序盤から4/4とかになり優秀アタッカー。ニクシリスともシナジーがありデッキの核。
白を使うなら使わない手はない悪斬の天使。これは手持ちが3枚なので3枚。持ってるなら4枚入れるカード。騎士や漕ぎ手で除去が消耗したところに出す悪斬は鬼
ニクシリスは伝説生物なので2枚。各種フェッチ、騎士、国境地帯とシナジーで固めて構成してみたのでこのデッキなら活躍しそう。
除去には流刑と脈動を3枚ずつ。生物が白寄りなのでマラキールで意外と止まる。脈動はマラキール用でもある。同じようにトランプルが付くのでビヒモスの大槌を1枚。ビート同士の殴り合いで引けばかなり有利になるし。
最後に1枚不気味な発見。フェッチ回収しながら落とされた生物回収。荒廃稲妻のハンデスもやわらげてくれる。
最後に重要なパーツであるエルズペス。
騎士やニクシリスに回避能力を与えたり、トークン量産したりとできる
サイドボードは苦手の赤単、上陸を意識。
サイズがでかい生物だらけなので崇敬の壁がでれば安心度はかなり高い。
粛清は赤や黒には問答無用で入るカード。
リリアナはストライクさんオススメなので投入。
あとは丸く審判の日と白対策にマラキールの血魔女。と追加のビヒモスの大槌
このように緑黒白である。
え!?デッキ名はどうした?って。
聞いちゃうんですか?本当にデッキ名知りたい?
どうしても??
デッキ名は……
『やすす・けんぷファー』
やすす・けんぷファーだ…二度と間違えるな!
デッキ名はけんぷ「ファー」というんだ!
けんぷふぁーでも、ケンプファーでもない!
あれだけデッキ名にはけんぷファー関連は付けないと宣言したのに。
恐ろしいぜ、けんぷファーの魅力。俺にここまでさせるとはな…
フゥゥーー……
初めて…………やっちまったァ~~~~~♪
でも想像してたより、なんて事はないな。
そしてオレに向かって「けんぷファーってそんなイイの?」
だなんて言えるヤツは、もう、これで誰ひとりいねーからな…。
←大会編へ続く
コメント
まぁいつかやるとは思ったけど(笑)
>>言ったがそれを超越させてしまう、けんぷファーは偉大!
騙して悪いがこれもデッキ名なんでなッ!!
京河君
>>痛デッキ名ではないッ!!高尚なるデッキ名だ!
間違えるな…
極上えび天丼さん
>>結局部屋から出てきやがりませんでした。
ちらっと見たらドラクエのだいまじんみたいなポーズでテレビ見てたw
性戦士zamaさん
>>ダイレクトアタックってwww
遊戯王wwwwww
傍観者
>>だいまじんから頂いたシュークリームをこれから食すw
ストⅡのサガットステージの大仏でしたwww
それにしても、シビック(>国境地帯のレインジャー)強いよ、シビック。
デッキ名をこうしちゃったからには、ちゃんとやすす君にブレスレッドをプレゼントしておくように!!w 色はどれでもいいからw
>>いやー本当に強いです。
疑ってすいませんでしたw
関東の遅刻魔さん
>>色は白でいいと思います^^
敵でも味方でもないッ!それがゴリアテの英雄…
牛さん
>>欲しいですッ!詳しくはメールでお願いします。
まだそのわだかまり解けてないのか
>>わだかまりなんかじゃないッ!
あちら側による一方的な消費、浪費ッ!!w