あ、どうも!闇の腹心です。



みなさんのダイアリーを見て禁止カードを知った。色々な意見が見れて思ったが、ダイアリーなど個人の考えが発信源となるブログはいいものだと実感。流行に乗るのが嫌いな俺だが、今回の禁止カード決定について自分の考えを発信できればと思い今回書くことにする。



ジェイスも石鍛冶も両方使ったことがある。石鍛冶は前環境のナヤで使い倒したし、ジェイスは青黒で使ってみた。石鍛冶は持ってるが、ジェイスは1枚も持っていない。



俺は勝つことはナンダカンダ言っても楽しいと思う。勝てるデッキ構築をすると自然とカードパワーが高いモノが採用されていく。そして、カードパワーが高いジェイスは多くの人に使われたカードだ。そして柔軟な対応ができる石鍛冶も多くの人が使用したカードである。



現環境ではジェイスに強いコスと赤英雄が使える赤単を使う。俺は天邪鬼なので流行りのデッキはほとんど使わない。この環境も、ジェイスと石鍛冶を退治してやろうとカウブレード対策はいつも考えていた。カウブレードってデッキは全然好きじゃないけど(チマチマした生物が嫌い)対戦するのは結構面白かったなと思う。何より脳内会議の末の対策でカウブレードを退治できた瞬間は特に感慨深い。



ジェイスがダメだから禁止当然!って意見をダイアリーでチラホラ見たが俺はそう思わない。確かにジェイスはカードパワーが特に高いPWだが、同時に高度なプレイングも要求されるいいカードだと思うのは俺だけだろうか?ジェイスだけで負けたゲーム、いわゆる「ジェイスゲー」も数多く体験したが、ジェイス出されてからどうするか?って思考するのは楽しかった。そして、MTGの醍醐味である思考を放棄して出されたジェイスが簡単に堕ちていく姿も見てきた。このゲームの面白い部分のひとつである思考を、使う側と使われる側に突きつける「ジェイス」



さすが思考と精神に関係する青色。その青色を表したイイPWじゃないだろうか!





俺が今回の禁止カード発表で問題視しているのは、MTGからどんどん思考の部分がなくなっていくのではないか?と言う点。ジェイスと石鍛冶の環境支配率が凄まじいのはわかるし、環境の停滞を危惧するのもわかる。そして上手いプレイヤーが選択肢の多いカード(問題に対する解答が多いカード)を使えば勝つ割合が多いのもわかる。なので環境がカウブレードで溢れかえるのは当然なのかも知れない。



だがカウブレードを使う人達は思考してきたはずだ。ミラーマッチに有利な構成やプレイングなど。そしてカウブレードを使われる側も思考する。メインから対策するか?サイドだけでいいのか?石鍛冶が出てきたらどう動くかなど。これってMTGの楽しい部分のひとつじゃない?



カウブレード以外のデッキでもジェイスや石鍛冶は使用されている。緑白石鍛冶や青黒コントロール。これらのデッキを使用してきた人はカウブレードで停滞した環境を動かそうとしたのではないか?禁止カードの原因となったジェイスや石鍛冶で、この停滞した環境が動くのもどうかと思うかも知れないが。それでも環境を動かそうと思考してきた人達にとって残念な決定だと思う。



そして、この禁止の裁定によりヴァラクートが隆盛するのではと言われてるし、同時に緑タイタンも禁止しろよ!との意見も見られる。ヴァラクートは思考の部分が少ないと言われてるし、使うまでは恥ずかしながら俺もそう思っていた。だけどデッキ構成でも充分に思考するし、当たり前だがプレイングでもゲーム内容は変わってくる。禁止、禁止って言う方々は、これで緑タイタンが禁止になったら満足するのか?



持ってないから関係ない。使ってないから関係ない。



果たしてそうか?



俺は禁止ってそんなもんじゃないと思う。










使用する側の思考の楽しみ、使用される側の倒してやろうとする思考の楽しみ。そしてジェイスや石鍛冶での思考を楽しみにしてカードを購入したプレイヤー。ジェイス、石鍛冶への対策カードを購入したプレイヤーにも影響はあるだろう。使わないからトレードの弾丸にファイルに保存しているプレイヤー。挙げるとキリがないが、ほとんどのプレイヤーにとって禁止カードの決定はマイナスの影響であると俺は思う。レガシーの方々が言うように、安くなって入手しやすくなったとかプラスの要因も若干はあるけどね。



こういう風に考えてるから、ジェイスは嫌いやし、カウブレードは憎いが禁止は残念。



手に入れたカードが自由に使えない事ほどこのゲームで不幸なことはない。親和のように圧倒的すぎて、親和使わないとまったく勝てないとかなると充分検討して禁止にしてもいいと思うが…



明日はこの禁止後のスタンダード環境を考えてみる。デッキは赤単!











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